<ポイント>
・「yがxの1次式で表される」とき、yはxの1次関数であるという
・【1次関数の式】y=ax+b
・「y=〇x…」と変形できるのであれば、1次関数といえる
2つの変数 x,y について、「yがxの1次式で表される」とき、yはxの1次関数であるといいます。
たとえば、
・y=3x+5
・y=-x-8
というように、y=ax+b の形で表されるのが、1次関数です。
また、
① x+y=8 変形すると y=-x+8
② x=y/5 変形すると y=5x
となるため、いずれも「yはxの1次関数である」といえます。
(2)1次関数の式
1次関数の式は、このように表されます。
y=ax+b (a,bは定数)
この式の「ax」の部分は xに比例し、「+b」の部分は定数となります。
y=3x+5 の場合なら、a=3, b=5 ということ、
y=(1/3)x-2 の場合なら、a=(1/3), b=-2 ということです。
<補足>
実は、1年生で学習した「比例の式 y=ax」も1次関数の式です。
(b=0 の1次関数ということ)
そのため、グラフの書き方などでは比例のものと良く似ています。
詳しくは「1次関数のグラフ」のところで触れます。
<まとめ>
・「yがxの1次式で表される」とき、yはxの1次関数であるという
・【1次関数の式】y=ax+b
・「y=〇x…」と変形できるのであれば、1次関数といえる
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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