【質問】数学(高校):「x軸の x>1 の部分と異なる2点で交わる」という問題での「軸>1」について

〔質問〕
2次関数 y=x²−2ax+2a²-5 が次の条件を満たすように、定数aの値の範囲を定めよ。
条件:x軸の x>1 の部分と異なる2点で交わる。

この問題の答えを見たところ、
「軸についてa>1」「D>0」「f(1)>0」
が同時に成り立つ必要があると書いてありました。しかし、軸がa<0でも、2点の内の1つがx>1の所にあり、グラフの開き方が大きければ条件は成り立つのではないか?と疑問に思いました。
そこで、なぜこの問題で「軸についてa>1」が成り立つ必要があるのかをお聞きしたいと思います。
明後日に模試があって少しでも高い点数を取りたいと思っているので、お答えして下さると嬉しいです。よろしくお願いします。

〔回答〕
今回の問題の条件が「x軸の x>1 の部分と異なる2点で交わる」(x軸の x>1 の部分「で」、異なる2点で交わる、の意味)ですので、「2つともが x>1」の範囲にある必要があります(1つでも x≦1 の範囲にあってはいけない)。
平たく言うと、「全体的に右の方にないといけない」ため、この軸の条件を入れる必要がある、というものです。

逆に a<0 とかだと、たしかに場合によっては「1つは x>1」というケースもありますが、その場合でももう1つは必ず x<1 の範囲にあることになって、不適、ということになります。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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