中2数学:単項式と多項式の次数

<ポイント>

・単項式の次数は「(単項式で)かけられている文字の個数」
・多項式の次数は「各項の次数のうちで最も大きいもの」になる
・次数が 1 の式を 1次式、次数が 2 の式を 2次式 というように呼ぶ

(1)単項式の次数
単項式の次数は「(単項式で)かけられている文字の個数」となります。

つまり、その式は「いくつの文字の積になっているか」を次数というのです。

たとえば、以下の単項式の次数を見てみると、

・5a … a と含む文字は 1つだけなので次数は「1」
・−2xy … x,y と文字を2つ含むので次数は「2」
・3a2b3 … aが2つ、bが3つ含まれるので次数は「5」

となります。
 
 
(2)多項式の次数
多項式の次数は「各項の次数のうちで最も大きいもの」になります。

つまり、多項式を項に分けて、各項が何次式であるか調べる必要があるのです。
その上で、最も大きい次数を答えればいいということです。

たとえば、以下の多項式の次数を見てみると、
・3x2+3x−4
 項は「3x2 / +3x / −4」と分けることができて、それぞれの次数は 2 / 1 / 0 なので、
 この多項式の次数は「2」となります。

・a2+8ab−5b3
 項は「a2 / +8ab / −5b3」と分けることができて、それぞれの次数は 2 / 2 / 3 なので、
 この多項式の次数は「3」となります。
 
 
(3)◯次式
次数が 1 の式を 1次式、次数が 2 の式を 2次式、次数が 3 の式を 3次式…というように呼びます。

<まとめ>

・単項式の次数は「(単項式で)かけられている文字の個数」
・多項式の次数は「各項の次数のうちで最も大きいもの」になる
・次数が 1 の式を 1次式、次数が 2 の式を 2次式 というように呼ぶ

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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