中2数学:単項式と多項式

<ポイント>

・「数や文字について乗法だけでつくられた式」を単項式という
・「単項式の和の形」で表される式を多項式という
・「多項式の中のひとつひとつの単項式」をという

(1)単項式
「数や文字について乗法だけでつくられた式」を単項式といいます。

たとえば、
5x, a, st, y/6, −8
などが単項式です。

「文字1つだけ」「数だけ」のものも単項式といいます。
 
 
(2)多項式
「単項式の和の形」で表される式を多項式といいます。

たとえば、
a+3, (1/2)x+y, 3x2+3x−4
などが多項式です。

「−◯」など差の形で表されていても、「+(−◯)」と和の形で表すことができるので多項式と考えます。
 
 
(3)項
「多項式の中のひとつひとつの単項式」をといいます。

たとえば、多項式 3x2+3x−4 の項は、
「3x2」「+3x」「−4」となります。

簡単にいえば、「+や−でつながる部分で切る」ということです。

<補足>

多項式「4a−3b」の項は? という問題で、
「4a」と「3b」と答えないようにしましょう。

4a−3b=4a+(−3b) と考えることができるので、
項は「4a」と「−3b」となります。

<まとめ>

・「数や文字について乗法だけでつくられた式」を単項式という
・「単項式の和の形」で表される式を多項式という
・「多項式の中のひとつひとつの単項式」をという

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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