<ポイント>
・各階級の度数の「合計に対する割合」を相対度数という
・〔相対度数〕=〔各階級の度数〕/〔度数の合計〕
・「相対度数を階級ごとにまとめて表にしたもの」を相対度数分布表という
各階級の度数の「合計に対する割合」を相対度数といいます。
つまり、「この階級には全データに対して、どのくらいの割合のデータがあるのか」を表した数です。
これを計算するには、
〔相対度数〕=〔各階級の度数〕/〔度数の合計〕
(〔各階級の度数〕÷〔度数の合計〕で求められる、ということ)
たとえば、「ある階級に30人のクラスのうち、6人が入っている」という場合は、
6÷30=0.20
その階級の相対度数は、 0.20 となります。
(30人全体を 1 として見たとき、0.20 の割合になっているということ)
(2)相対度数分布表
「相対度数を階級ごとにまとめて表にしたもの」を相対度数分布表といいます。
度数分布表に相対度数を加えて表したもの、と考えてもらうと分かりやすいです。
また、「最初の階級から、その階級までの相対度数の合計」を累積相対度数といいます。
<補足>
「ある事柄が起こる場合の相対度数が、一定の値 P に等しい」と考えられる場合、その相対度数 P を「その事柄が起こる確率」といいます。
なお、確率については中学2年生で詳しく習います。
また、そのときには「確率を分数を使って」表すことになります。
<まとめ>
・各階級の度数の「合計に対する割合」を相対度数という
・〔相対度数〕=〔各階級の度数〕/〔度数の合計〕
・「相対度数を階級ごとにまとめて表にしたもの」を相対度数分布表という
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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