<ポイント>
・どこから見ても「丸く円を描いて見える」立体を球という
・〔半径 r の球の体積 V〕=(4/3)πr3
・〔半径 r の球の表面積 S〕=4πr2
どこから見ても「丸く円を描いて見える」立体を球といいます。
この球の体積は、以下の公式を使って求めることができます。
〔半径 r の球の体積 V〕=(4/3)πr3
つまり、〔球の体積〕=(4/3)π・[半径]3 ということです。
(2)球の表面積
球の表面積は、以下の公式を使って求めることができます。
〔半径 r の球の表面積 S〕=4πr2
つまり、〔球の表面積〕=4π・[半径]2 ということです。
〔例題〕半径が 6 である球の体積と表面積を求めなさい。
・体積
〔半径 r の球の体積 V〕=(4/3)πr3 より、
(4/3)π・63=288π
・表面積
〔半径 r の球の表面積 S〕=4πr2より、
4π・62=144π
<補足>
球の一部を切り取ってできた立体の体積を求めるときは、「その割合」を体積全体にかけてあげることで求めることができます。
しかし、表面積ではそうはいかず、「新たにできた面の面積」などを考える必要があるため注意が必要です。
<まとめ>
・どこから見ても「丸く円を描いて見える」立体を球という
・〔半径 r の球の体積 V〕=(4/3)πr3
・〔半径 r の球の表面積 S〕=4πr2
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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