中1数学:面を回転させてできる立体

<ポイント>

・平面図形を、「1つの直線を軸として1回転」してできる立体を回転体という
・回転体の軸となった直線を「回転軸」という
・回転体の「側面をつくる線」を母線という

(1)回転体
平面図形を、「1つの直線を軸として1回転」してできる立体を回転体といいます。
このとき、回転体の軸となった直線を「回転軸」という。
平面の回転移動(円すい)

(2)母線
回転体の「側面をつくる線」を母線といいます。

母線が回転することによって、立体の側面がつくられていくイメージです。

回転体には、他にも円柱・球などがあります。
平面の回転移動(円柱)
平面の回転移動(球)

<補足>

回転体を切断したときには、特徴的な図形が現れます。

・回転軸を含む平面で切ったとき
 どのような角度で切ったとしても、「すべて同じ大きさ・形」となります。
 また、回転軸について線対称な図形となります。

・回転軸に垂直な平面で切ったとき
 形はすべて円となります。

<まとめ>

・平面図形を、「1つの直線を軸として1回転」してできる立体を回転体という
・回転体の軸となった直線を「回転軸」という
・回転体の「側面をつくる線」を母線という

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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