【質問】数学(高校):A<B<C という形の不等式を解くとき、A<B, A<C として解くと間違った答えになりました

〔質問〕

A<B<C という形の不等式を解くとき、A<B, A<C として解くと間違った答えになりました。
不安なので A<B, B<C, A<C の三つともやったほうがいいのかと思ったのですが、
解答は A<B, B<C として解いています。このように二つだけで大丈夫なのですか?

〔回答〕

まず冒頭部分に関してですが、
「A<B, A<C」としてしまうと、「A<C<B」に対応している可能性が生じてしまい、「元の A<B<C に完璧に対応する式」ではなくなってしまいます。
一方、「A<B, B<C」とすれば、必ず「A<B<C」という大小関係になるため(それ以外の可能性がありえない)、「元の A<B<C に完璧に対応する式」ということになります。

ものすごく丁寧にするなら、質問文の通り「A<B, B<C, A<C」の3つを考えてもいいですが、
ただ、「A<B, B<C」があるなら「A<C」は必然的に成り立つ話ですので、別に考えなくても支障はないです。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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