<ポイント>
・素数とは、1より大きい自然数で、1とその数以外に約数を持たない数のこと
・1は素数ではないが、2は素数である
・2より大きい偶数は「すべて素数ではない」
素数とは、1より大きい自然数で、1とその数以外に約数を持たない数のことです。
素数は、
「1より大きい自然数」なので、「1は素数ではない」と言えます。
「1とその数以外に約数を持たない数」なので、「2は素数である」と言えます。
(2の約数は 1, 2 しかないため)
また、2より大きい偶数は「すべて素数ではない」ということにもなります。
(2で割り切れる数を偶数というので、「2より大きい偶数は約数を3個以上もつ」ことになるため)
(2)素数の見つけ方
〔例題〕次の数のうち、素数はどれ?すべて答えなさい。
1, 17, 21, 33, 41, 54, 69, 72, 89
まず、
「1は素数ではない」ため、
17, 21, 33, 41, 54, 69, 72, 89 としぼることができます。
2より大きい偶数は「すべて素数ではない」ため、
17, 21, 33, 41, 69, 89 としぼることができます。
ここからは、地道に「〇の倍数はないかな?」と探すことになります。
「3の倍数をのぞく」と、
17, 41, 89
となり、それぞれの数の約数の個数を調べると、
17, 41, 89 は「すべて、1とその数以外に約数を持たない数」であるとわかるので、
答えは「17, 41, 89」となります。
<まとめ>
・素数とは、1より大きい自然数で、1とその数以外に約数を持たない数のこと
・1は素数ではないが、2は素数である
・2より大きい偶数は「すべて素数ではない」
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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