【質問】数学A:「素事象」「標本空間」は問題文のどの部分をみたり、注意しながら数えたらいいですか?

〔質問〕
参照HPにあるような「素事象」「標本空間」といった数は問題文のどの部分をみたり、注意しながら数を数えたらいいでしょうか?
https://kyomath.hatenablog.com/entry/kakuritu
〔回答〕
端的に言えば、
・素事象(根元事象)とは、「実際にどういうことが起こるのか」
・標本空間とは、「それらを全部書き出したらどうなるのか」
という話です。

例えば、サイコロをふったとき、実際には「1の目が出る」みたいなことが起こるわけですが、これが根元事象です。
他のケースとしては「2の目が出る」とかがあるわけですが、実際には「1~6の目のいずれか」しか出ず、逆に「7の目が出る」というようなことは起こりません。
このように全部書き出したものが標本空間です。

高校数学・大学受験レベルとしては、単純に、「問題文の行動を行ったら、具体的にどういうことが起こりえて、そのうちのどれが起こる確率を求めるように言われているのか」までがわかれば十分です。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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