・「かけ算」のことを乗法といい、その答えを積という
・同符号である2つの数の積⇒積は正の数になる
・異符号である2つの数の積⇒積は負の数になる
小学校で「かけ算」と呼んでいた計算を、乗法といいます。
(中学以降も「かけ算」ということもある)
また、その計算結果を積といいます。
(2)同符号である2つの数の積
「同符号である2つの数の積」は正の数になります。
つまり、
〔正の数〕×〔正の数〕⇒〔正の数〕
〔負の数〕×〔負の数〕⇒〔正の数〕
簡単に言うと、
「〔プラス〕×〔プラス〕」は「プラス」
「〔マイナス〕×〔マイナス〕」も「プラス」
ということです。
〔例〕
(+12)×(+8)=+96
(-7)×(-11)=+77
(3)異符号である2つの数の積
「異符号である2つの数の積」は負の数になります。
つまり、
〔正の数〕×〔負の数〕⇒〔負の数〕
〔負の数〕×〔正の数〕⇒〔負の数〕
簡単に言うと、
「〔プラス〕×〔マイナス〕」は「マイナス」
「〔マイナス〕×〔プラス〕」も「マイナス」
ということです。
〔例〕
(+12)×(-8)=-96
(-7)×(+11)=-77
(4)「-1」と「0」との積
・「-1」をかけたとき
どんな数であっても、「-1」をかけると「もとの数の逆符号をつけた」数になります。
a × (-1)= -a
〔例〕
(+6)×(-1)=-6
(-15)×(-1)=+15
もちろん、「かける順番を逆にしても積は同じ」です。
・「0」をかけたとき
どんな数であっても、「0」をかけると 積は0 になります。
a × 0= 0
〔例〕
(+6)× 0 = 0
(-15)× 0 = 0
もちろん、「かける順番を逆にしても積は0になり」ます。
「-1」や「0」をかける部分でも触れましたが、「かけ算の順序を変えても積は変わりません」。
(+12)×(-8)=(-8)×(+12)=-96
計算が簡単になるように(しやすいように)、頭の中で入れ替えると計算が速くなります。
ぜひ、参考にしてみてください。
・「かけ算」のことを乗法といい、その答えを積という
・同符号である2つの数の積⇒積は正の数になる
・異符号である2つの数の積⇒積は負の数になる
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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