中1数学:加法における計算法則

<ポイント>
・どのような数に「0を加えても」、数が増えることはない
・【交換法則】〔加える数〕と〔加えられる数〕の順を変えても、和は変わらない
・【結合法則】3つ以上の数の加法では、どこから先に計算しても和は変わらない
(1)0を加えても、数が増えない
どのような数に 0 を加えても、数は増えません
つまり、「そのまま(変化しない)」ということです。

(+8)+ 0 = +8
(-32)+ 0 = -32

また、「 0 にどんな数を加えても、その〔加えた数〕が答え」になります。

0 +(+11)= +11
0 +(-4)= -4

(2)交換法則
〔加える数〕と〔加えられる数〕の順を変えても、和は変わりません
この法則を(加法の)交換法則といいます。

(+5)+(-7)=(-7)+(+5)= -2

(3)結合法則
3つ以上の数の加法では、どこから先に計算しても和は変わりません
この法則を(加法の)結合法則といいます。

(-8)+(+2)+(+7)
={(-8)+(+2)}+(+7)
=(-6)+(+7)
= +1

(-8)+(+2)+(+7)
=(-8)+{(+2)+(+7)}
=(-8)+(+9)
= +1

<補足>
「交換法則」と「結合法則」をともに利用しながら、「楽になるように」計算を進めることが速く・正確に解くコツになります。

(+9)+(-7)+(+11)
=(+9)+(+11)+(-7) ←交換法則で順番を入れ替え
={(+9)+(+11)}+(-7) ←結合法則で(先に)まとめて計算
=(+20)+(-7)
= +13

<まとめ>
・どのような数に「0を加えても」、数が増えることはない
・【交換法則】〔加える数〕と〔加えられる数〕の順を変えても、和は変わらない
・【結合法則】3つ以上の数の加法では、どこから先に計算しても和は変わらない

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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