中1数学:正の数・負の数

<ポイント>
・「0より大きい数」を正の数、「0より小さい数」を負の数という
・正の数は「+」をつけて表し、負の数を「-」をつけて表す
・「 0 は正でも負でもない数」である
(1)正の数・負の数
「0より大きい数」を正(せい)の数、「0より小さい数」を負(ふ)の数といいます。
つまり、「 0 を基準として」それより大きいか、小さいかで区別しているということです。

(2)符号
正の数は「+」をつけて表し、負の数を「-」をつけて表します。
この「+や-」を符号といいます。
(「+を正の符号」、「-を負の符号」という)

たとえば、

・0 より 5 大きい数:+ 5
・0 より 3/4 大きい数:+ 3/4
・0 より 12 小さい数:- 12
・0 より 2.8 小さい数:- 2.8

のようになります。

このように、小数や分数であっても、正負の符号をつけるだけで、これまでと同じように表せます。

(3)整数と「0」という数
1, 2, 5, 10 などの小数や分数を用いなくても表せる数を整数といいます。
特に、「正の整数」を自然数といいます。

整数は負の数にもあり、-1, -2, -5, -10 などと表すことができます。

また、0 は「正でも負でもない数」ですが、整数に分類されます。

<補足>
「正の数は+をつけて表す」と説明しましたが、「+がなく、-がついていない数」も正の数として扱います。
負の数という概念を習う中1のはじめ頃だけ+をつける場合が多く、慣れてくれば「-がついていなければ、正の数だ」と認識するようになりますし、わざわざ+を書くことはしなくなります。
<まとめ>
・「0より大きい数」を正の数、「0より小さい数」を負の数という
・正の数は「+」をつけて表し、負の数を「-」をつけて表す
・「 0 は正でも負でもない数」である

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

当サイト及びアプリは、上記の企業様のご協力、及び、広告収入により、無料で提供されています