【質問】数学A:約数の個数の求め方

〔質問〕
約数の個数を使った組み合わせについてです。
例えば504を素因数分解すると23×32×7×7となりますが、このそれぞれ2が3個と3が2個と7が1個を使ってできる数が何通りあるかはどう求めれば良いですか?もはや確率の単元だと思いますがお願いします。
〔回答〕
約数の個数の求め方ということで大丈夫ですか?

504の場合、
まず、約数というのは「504を割り切ることができる数」のことですから、
・2, 3, 7 以外の素因数があるとダメで、
かつ、
・2, 3, 7 についても順に4個以上, 3個以上, 2個以上あるとダメ
ということになります。
(例えば 504/16 は、約分すると分母側に2が残るため、16は約数になれない)

つまり、約数としていけるのは、2a×3b×7c とおいたときの、
・a:0, 1, 2, 3 の4通り
・b:0, 1, 2 の3通り
・c:0, 1 の2通り
ということになります。

例えば (a, b, c)=(2, 1, 0) なら、22×31×70(=12)で、504 を割り切ることができます。
※ 0乗は 1 となるだけなので問題ない(むしろ入れないといけない)

あとは、これらを掛ければ、最終的な答えが求まります。
(掛け算になる理屈がわからない場合はこちらを参照してください)

〔詳細〕

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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