中3理科:月の満ち欠け

<ポイント>
・月が夜に明るく光って見えるのは、太陽の光を反射しているため
・月の満ち欠けの周期は約29.5日
・月が太陽と同じ方向にあるとき「新月」、太陽と反対方向にあるとき「満月」
月は、自ら光を放つ天体ではありません。
夜に明るく光って見えるのは、太陽の光を反射しているためです。

「太陽の光を反射している」ということは、「光を当てる角度」「それを見る角度」が変われば、見え方も変わります。
この見え方(見える形)の違いを、月の満ち欠けといいます。

地球は太陽の周りを公転し、月は地球の周りを公転しているため、「太陽・地球・月の位置関係」は変わっていきます。
これが原因で「月の満ち欠け」が起こり、満月から次の満月までには約29.5日かかります。(満ち欠けの周期)

下の図は、それぞれの位置関係を表していて、太陽・地球の位置関係は固定しています。

新月:月が太陽と同じ方向にあるとき、「光の当たっている部分が見えない」ため真っ暗。
三日月:新月から数日経った状態。右側から少しずつ見えるようになる。
上弦の月:新月から約一週間で見える月。右半分が光って見える。
満月:新月から約2週間で見える丸い月。「月が太陽と真反対の位置」にある。
下弦の月:満月から約1週間で見えるつき。左半分が光って見える。
月の満ち欠け

<補足>
月の名前のうち、「上弦の月」「下弦の月」があります。
これは、「月が西に沈んでいくときに、まっすぐの部分(弦)が上を向くか、下を向くか」によって決まっています。

上弦の月は、西に沈むときに「弦が上」になります。
反対に下弦の月は、西に沈むときに「弦が下」になります。

<まとめ>
・月が夜に明るく光って見えるのは、太陽の光を反射しているため
・月の満ち欠けの周期は約29.5日
・月が太陽と同じ方向にあるとき「新月」、太陽と反対方向にあるとき「満月」

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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