中3理科:恒星

<ポイント>
・自ら光を出す天体を恒星という(太陽など)
・恒星の明るさは等級を使って表し、6等星が最も暗い恒星である
・等級が1変わると、明るさが約2.5倍違う
太陽や星座をつくるような「自ら光を出す」天体を恒星といいます。
このうち、太陽は唯一表面のようすを観察できる明るさをもっています。

(1)等級
恒星の明るさは等級を使って表し、6等星が最も暗い恒星としています。
(地球上から肉眼で確認できる、最も暗い恒星が6等星という意味)
等級の数が小さくなるほど明るくなり、「1等級変われば、明るさは約2.5倍」になります。

このことから、「1等星は6等星の約100倍明るい」ということになります。

(2)光年
また、恒星は地球から非常に遠い場所にあります。
そのため、(その星から)光が届くまでの年数(光年)で距離を表します。」

光は1秒間に約30万km進みます。(地球を7周半する長さ)
ここから1年でどれだけ進むのかを計算すると、
1光年=約9兆5000億km となります。

参考までに、代表的な恒星までの距離を挙げておきます。
・太陽:光が約8分で届く距離
・アルタイル:17光年
・リゲル:863光年
・北極星:433光年

<補足>
星の明るさを表す等級ですが、「地球から見たときの明るさ」を基準にしています。
0等星より明るい星は「−(マイナス)」を使って表し、太陽は地球の近くにあるため「−27等級」となります。
<まとめ>
・自ら光を出す天体を恒星という(太陽など)
・恒星の明るさは等級を使って表し、6等星が最も暗い恒星である
・等級が1変わると、明るさが約2.5倍違う

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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