中3理科:自由落下

<ポイント>
・手で持っていた(支えていた)物体をはなすと、重力によって落下する
・「物体が自然に落下する運動」を自由落下という
・自由落下している物体の速さは、しだいに速くなっていく
どんな物体であっても、「手で持っている」または「手で支えている」状態から、手をはなすと落下します。
これは、物体に対して重力がかかっているためです。

このように、「手をはなした瞬間の速さが 0 」である落下運動を自由落下といいます。
(もしくは、「自由落下運動」といいます)

落下している物体にも、常に重力がかかっているため、しだいに物体は速くなっていきます。
(力を加えられた物体の運動速度は変化するため)

<補足>
物体が自由落下する速さは、計算で求めることができます。
(空気の抵抗がないとすれば)落下速度は「落下している時間に比例する」からです。

〔物体の落下速度[m/s]〕=9.8 ×〔落下している時間[s]〕
(こちらの内容は高校物理で詳しく習いますので、ふつう高校受験には出題されません)

<まとめ>
・手で持っていた(支えていた)物体をはなすと、重力によって落下する
・「物体が自然に落下する運動」を自由落下という
・自由落下している物体の速さは、しだいに速くなっていく

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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