<ポイント>
・「力のつり合い」は1つの物体に2つの力が加わっているときに起こる
・「2つの力がつり合っている」とき、それぞれの力の大きさは等しい
・「2つの力がつり合っている」とき、それぞれの力の向きは逆向き
・「力のつり合い」は1つの物体に2つの力が加わっているときに起こる
・「2つの力がつり合っている」とき、それぞれの力の大きさは等しい
・「2つの力がつり合っている」とき、それぞれの力の向きは逆向き
1つの物体に2つの力が加わっているとき、その「物体が動かない」または「運動のようすを変えない」ならば、その「2力はつり合っている」といいます。
下図において、
①の力は「物体にかかる重力」を表していて、
①と同じ力の大きさで②の「垂直抗力」がはたらきます。
②の力は、「机が物体を押し返す力」ともいえます。
このように、①, ②の力はともに物体に対してかかっている力で、
その大きさが等しいため、「力のつり合い」といいます。
力がつり合う条件は、
・2力の大きさが等しい
・2力の向きは逆向き
・2力が同一直線上にはたらいている
(2力が同一直線上にない場合は、物体は回転してしまう)
<補足>
「力のつり合い」と勘違いしやすいものに、作用・反作用があります。
「力のつり合い」と勘違いしやすいものに、作用・反作用があります。
上図において、
③の力は「物体が机を押す力」で、
②の力は「机が物体を押す力」を表しています。
この2つの力は、それぞれがお互いを押し合う力で、力がかかる先が違います。
(2つの物体の間で、同時にかかっているということ)
これが作用・反作用であり、この点が「力のつり合い」との差になっています。
<まとめ>
・「力のつり合い」は1つの物体に2つの力が加わっているときに起こる
・「2つの力がつり合っている」とき、それぞれの力の大きさは等しい
・「2つの力がつり合っている」とき、それぞれの力の向きは逆向き
・「力のつり合い」は1つの物体に2つの力が加わっているときに起こる
・「2つの力がつり合っている」とき、それぞれの力の大きさは等しい
・「2つの力がつり合っている」とき、それぞれの力の向きは逆向き
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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