<ポイント>
・それぞれの生物のからだの特徴となっている「形や性質」のことを形質という
・それぞれの生物がもつ形質のうち、相対するものを対立形質という
・「子に現れる形質」を優生の形質、「子に現れない形質」を劣性の形質という
・それぞれの生物のからだの特徴となっている「形や性質」のことを形質という
・それぞれの生物がもつ形質のうち、相対するものを対立形質という
・「子に現れる形質」を優生の形質、「子に現れない形質」を劣性の形質という
地球上で生活する生物には、それぞれの種類において、からだをつくる特徴があります。
その「形や性質」のことを形質といいます。
その「形や性質」のことを形質といいます。
たとえば、植物において、
「種子が丸いもの」「種子にしわがあるもの」
「背丈が高いもの」「背丈が低いもの」
などの、どちらかに属するような「相対する」形質を対立形質といいます。
対立形質は2種類に分類されます。
・優性の形質
対立形質をもつ純系の交配において、子に現れる形質
・劣性の形質
対立形質をもつ純系の交配において、子に現れない形質
優性・劣性の区別は「子に現れるのかどうか」を基準に考えられているので、「どちらが優れた形質か」を比べるものではありません。
なお、純系とは、「親・子・孫と代を重ねていっても、形質が親と同じであるもの」のこと。
<補足>
優性の形質・劣性の形質の例として、このようなものがあります。
優性の形質・劣性の形質の例として、このようなものがあります。
形質 | 優性 | 劣性 |
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まぶたの形(ヒト) | 二重 | 一重 |
つむじの渦の向き(ヒト) | 右巻き | 左巻き |
巻き舌ができるか(ヒト) | できる | できない |
耳あか(ヒト) | 湿っている | 乾いている |
種子の形(エンドウ) | 丸 | しわがある |
さやの色(エンドウ) | 緑色 | 黄色 |
さやの形(エンドウ) | ふくれている | くびれがある |
<まとめ>
・それぞれの生物のからだの特徴となっている「形や性質」のことを形質という
・それぞれの生物がもつ形質のうち、相対するものを対立形質という
・「子に現れる形質」を優生の形質、「子に現れない形質」を劣性の形質という
・それぞれの生物のからだの特徴となっている「形や性質」のことを形質という
・それぞれの生物がもつ形質のうち、相対するものを対立形質という
・「子に現れる形質」を優生の形質、「子に現れない形質」を劣性の形質という
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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