<ポイント>
・並列に抵抗をつないだとき、回路全体の抵抗の大きさは各部分の抵抗の大きさよりも小さい
・回路全体の抵抗の大きさは、各抵抗の大きさの逆数を使って求める
・1/R = (1/R1) + (1/R2) が成り立つ
・並列に抵抗をつないだとき、回路全体の抵抗の大きさは各部分の抵抗の大きさよりも小さい
・回路全体の抵抗の大きさは、各抵抗の大きさの逆数を使って求める
・1/R = (1/R1) + (1/R2) が成り立つ
回路の中で「抵抗を並列につないだとき」、1/R = (1/R1) + (1/R2)となります。
たとえば、R1=4Ω、R2=12Ω の抵抗を並列につないだとき、
1/R=(1/4) + (1/12) = 4/12 = 1/ 3
したがって、R=3Ω と計算します。
このように、回路全体の抵抗の大きさは各抵抗の大きさよりも必ず小さくなります。
<補足>
1/R = (1/R1) + (1/R2)
となる理由については、並列回路における「全体の電流 I = I1 + I2」の考え方を利用すると分かります。
1/R = (1/R1) + (1/R2)
となる理由については、並列回路における「全体の電流 I = I1 + I2」の考え方を利用すると分かります。
並列回路の電圧V、各抵抗を流れる電流の大きさをI1, I2 とすると、
I = I1 + I2 …①
となり、①をオームの法則(I=V/R)を使って変形すると、
V/R = (V1 / R1) + (V2 / R2) …②
②において、上記のような並列回路では「どの部分でも同じ大きさの電圧がかかる」ので、
V = V1 = V2 より、
1/R = (1/R1) + (1/R2)
<まとめ>
・並列に抵抗をつないだとき、回路全体の抵抗の大きさは各部分の抵抗の大きさよりも小さい
・回路全体の抵抗の大きさは、各抵抗の大きさの逆数を使って求める
・1/R = (1/R1) + (1/R2) が成り立つ
・並列に抵抗をつないだとき、回路全体の抵抗の大きさは各部分の抵抗の大きさよりも小さい
・回路全体の抵抗の大きさは、各抵抗の大きさの逆数を使って求める
・1/R = (1/R1) + (1/R2) が成り立つ
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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