<ポイント>
・物質が「水に溶けて、陽イオンと陰イオンに分かれる」ことを電離という
・「電離のようす」を表した式を電離式という
・電離する物質は電解質である
・物質が「水に溶けて、陽イオンと陰イオンに分かれる」ことを電離という
・「電離のようす」を表した式を電離式という
・電離する物質は電解質である
物質が「水に溶けて、陽イオンと陰イオンに分かれる」ことを電離といいます。
たとえば、塩化ナトリウム(食塩)は水に溶けると電離して、
「ナトリウムイオン(陽イオン)」と「塩化物イオン(陰イオン)」に分かれます。
この様子を式に表すと、以下のようになります。
NaCl → Na+ + Cl−
このように、電離する様子を表した式を電離式といいます。
また、電離と電解質・非電解質には関係があり、
「電解質は電離する」のですが、非電解質は電離しません。注意しましょう。
〔代表的な電離式〕
・塩化銅の電離
CuCl2 → Cu2+ + 2Cl−
・塩酸の電離
HCl → H+ + Cl−
・水酸化ナトリウムの電離
NaOH → Na+ + OH−
・硫酸の電離
H2SO4 → 2H+ + SO42−
<補足>
電離式において、「+と−の数は必ずつりあう」ということを覚えておきましょう。
電離式において、「+と−の数は必ずつりあう」ということを覚えておきましょう。
HCl → H+ + Cl− を見ると、
H+ で「+は1個」、Cl− で「−は1個」となっています。
H2SO4 → 2H+ + SO42− では、
2H+で「+は2×1=2個」、SO42−で「−は2個」となっています。
答えとなる電離式が正しいかどうかのチェックに使いましょう。
<まとめ>
・物質が「水に溶けて、陽イオンと陰イオンに分かれる」ことを電離という
・「電離のようす」を表した式を電離式という
・電離する物質は電解質である
・物質が「水に溶けて、陽イオンと陰イオンに分かれる」ことを電離という
・「電離のようす」を表した式を電離式という
・電離する物質は電解質である
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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