<ポイント>
・原子が「電子を失う」ことで、陽イオンになる
・1つの電子を失って陽イオンになるもの、2つ以上の電子を失って陽イオンになるものがある
・陽イオンになるために失う電子の数は決まっている
・原子が「電子を失う」ことで、陽イオンになる
・1つの電子を失って陽イオンになるもの、2つ以上の電子を失って陽イオンになるものがある
・陽イオンになるために失う電子の数は決まっている
(1)陽イオン
「原子が+の電気を帯びた」ものを陽イオンといいます。
「+の電気を帯びる」のは、「電子を失った」場合です。
「電子を失う」ということは、−の数が減り、(結果的に)+の数が多くなります。
「原子が+の電気を帯びた」ものを陽イオンといいます。
「+の電気を帯びる」のは、「電子を失った」場合です。
「電子を失う」ということは、−の数が減り、(結果的に)+の数が多くなります。
陽イオンを表すとき、◯+ というように、右上に「+」を書きます。
(陰イオンの場合は、◯− となります)
(2)ナトリウムイオン
ナトリウム原子が、電子を1つ失うことで、ナトリウムイオン(陽イオン)となります。
原子のナトリウムは「Na」と書きますが、ナトリウムイオンは「Na+」と書きます。
(1つの電子を失ってできたため、「1+」と書きたいところですが、1は省略します)
なお、イオンを表すために、「◯+ 」「◯−」などと、右上に+や−を使って表したものを「イオン式」といいます。
(3)銅イオン
銅原子が、電子を2つ失うことで、銅イオン(陽イオン)となります。
原子のナトリウムは「Cu」と書きますが、ナトリウムイオンは「Cu2+」と書きます。
(2つの電子を失ってできたため、「2+」となる)
このように、原子(原子団)によって、失う電子の数は決まっているため覚える必要があります。
・水素イオン:H+
・ナトリウムイオン:Na+
・銅イオン:Cu2+
・マグネシウムイオン:Mg2+
・アルミニウムイオン:Al3+
・アンモニウムイオン:NH4+
<補足>
陽イオンとなる原子は、周期表の「左側に位置している」ものが多いです。
左側にある原子たちは、電子の数を減らすと安定しやすいためです。
詳しくは、高校化学で習います。
陽イオンとなる原子は、周期表の「左側に位置している」ものが多いです。
左側にある原子たちは、電子の数を減らすと安定しやすいためです。
詳しくは、高校化学で習います。
<まとめ>
・原子が「電子を失う」ことで、陽イオンになる
・1つの電子を失って陽イオンになるもの、2つ以上の電子を失って陽イオンになるものがある
・陽イオンになるために失う電子の数は決まっている
・原子が「電子を失う」ことで、陽イオンになる
・1つの電子を失って陽イオンになるもの、2つ以上の電子を失って陽イオンになるものがある
・陽イオンになるために失う電子の数は決まっている
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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