中2理科:磁力線

<ポイント>
・「磁界の向きに沿って描いた線」を磁力線という
・磁力線の向きは「コンパスのN極が指す向き」
・磁力線が密(間隔が狭い)になっている部分は、磁界が強い
(1)磁力線
「磁界の向きに沿って描いた線」を磁力線といいます。
磁力線は、各地点において「コンパスのN極が指す向き」を調べ、それをつなげて描きます。

(2)磁力線の向き
磁力線の向きは「コンパスのN極が指す向き」で、つないで考えるとN極→S極へ向かう向きとなっています。

(3)磁力線の間隔と磁界の強さ
磁力線の間隔が狭い(密になっている)ところは、磁界が強い
反対に、間隔が広い(疎になっている)ところは、磁界が弱いといえます。
磁力線

<補足>
磁界の強さは、磁極に近いほど大きく、遠いほど小さくなります。
磁極付近の磁力線が密になるのは、この性質からです。

なお、参考までに考えてもらったらいいのですが、磁界の強さは「磁極からの距離の2乗に反比例」します。
詳しくは、高校物理で習います。

<まとめ>
・「磁界の向きに沿って描いた線」を磁力線という
・磁力線の向きは「コンパスのN極が指す向き」
・磁力線が密(間隔が狭い)になっている部分は、磁界が強い

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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