中2理科:電圧・電圧計

<ポイント>
電圧は「電流を流そうとするはたらき」のこと
・電圧の大きさを測る計器を電圧計という
・電圧計は「電圧を測りたい部分」に並列につなぐ
電圧とは、「電流を流そうとするはたらき」のことです。
電圧が大きくなると、回路を流れる電流が大きくなります。
豆電球を含む回路であれば、明るく光ることになります。

電圧の単位は、ボルト [V] を使います。

この電圧の大きさを測るためには、電圧計を使います。
電圧計は「電圧を測りたい部分」に並列につなぎます。

電圧計を含む回路
図のような位置につなぐことを、「回路に並列につなぐ」といいます。
イメージとしては、「電圧を測定したい部分をはさみこむように」接続します。
回路の+側の導線を電圧計の+端子に、回路の−側の導線を電流計の−端子につなぎます。

電圧計
電圧計の端子に接続するときは、
回路の+側の導線を電流計の+端子に接続
回路の−側の導線を電流計の左端の−端子に接続
(−端子に表示されている数値は、測定できる最大の電圧の値なので、その最大値を超えないようにするため)
③電圧計の針があまり振れず、値を読み取れないようであれば順に右側の−端子につないでいく
※目盛りを読み取るとき、最小目盛りの 1/10 の値まで読むこと。

なお、電流計の場合は直列につなぎます。

<補足>
電圧計は、「その中を電流が流れにくいように」つくられています。
回路に並列につないだときに、電圧計の方に電流が流れてしまってはいけないからです。
そのため、直列につないでしまうと回路に電流が流れなくなってしまいます。

なお、電流計は「電流が流れやすいように」つくられています。

<まとめ>
電圧は「電流を流そうとするはたらき」のこと
・電圧の大きさを測る計器を電圧計という
・電圧計は「電圧を測りたい部分」に並列につなぐ

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

当サイト及びアプリは、上記の企業様のご協力、及び、広告収入により、無料で提供されています