中2理科:温帯低気圧

<ポイント>
温帯低気圧とは、中緯度の温帯でできた低気圧のこと
・温暖前線と寒冷前線がぶつかるところでできる低気圧
・温帯低気圧は閉そく前線ができてしばらくすると、自然に消滅する
温帯低気圧とは、中緯度(緯度30〜60°)の温帯でできる低気圧です。
暖気と寒気がぶつかることで前線ができ、その前線が波打つようになると低気圧が発生します。
これが「温帯低気圧の発生」です。

この低気圧から「南西方向に伸びるのが寒冷前線」で、「南東方向に伸びるのが温暖前線」です。
各前線の南側に暖気があり、北側に寒気がある状態になります。

この温帯低気圧は東へ進みながら発達しますが、寒冷前線が温暖前線に追いつくと閉そく前線ができます。
(温暖前線よりも、寒冷前線の方が速く進む)

閉そく前線ができて、しばらくすると低気圧の周りが寒気だけになって、(温帯低気圧が)消滅します。

<補足>
温帯低気圧は東に進みながら発達して、自然に消滅します。
このときの進む速さは約40km/hくらいです。
ただし、夏にできたときは遅く、冬にできたときは速くなる傾向があります。
<まとめ>
温帯低気圧とは、中緯度の温帯でできた低気圧のこと
・温暖前線と寒冷前線がぶつかるところでできる低気圧
・温帯低気圧は閉そく前線ができてしばらくすると、自然に消滅する

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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