中2理科:雲と雨量

<ポイント>
空全体を10として、雲が占める割合によって「快晴・晴れ・くもり」が決まる
・雲の形は10種類に分類される
・降水量は「mm」の単位で測定する
(1)快晴・晴れ・くもり
雨が降っていないときの天気は「快晴・晴れ・くもり」に分類されます。
これは(見上げたときの)空全体を10としたとき、「どのくらいの割合で雲があるのか」によって決められています。

空全体を10として、雲の量が
・0, 1 の場合:快晴
・2〜8 の場合:晴れ
・9, 10 の場合:くもり と定められています。

(2)雲の形
雲の形は10種類に分類されています。(すべてを覚える必要はありません)

・上層雲(5000m以上の高さで発生)
巻雲・巻積雲・巻層雲

・中層雲(2000〜7000mの高さで発生)
高積雲・高層雲・乱層雲

・下層雲(地表付近〜2000mの高さで発生)
層雲・層積雲・積雲・積乱雲

(3)降水量
天気が雨のときは、その程度を降水量として表しています。
表すのに使われる単位は mm で、「雨量を測る部分にたまった、水の深さ」で測定します。

雨以外の「雪・あられ・ひょう」などが降ってきた場合は、溶かして水にしてから(雨と同様に)深さ
で測定しています。

<補足>
天気を表すときに注意が必要なのは「太陽から光が届いているかどうかは関係ない」という点です。
太陽から日光が届いていても、雨が降っていれば、天気は「雨」となります。
観測地点からは太陽が見えていなくても(雲にかくれていても)、雲量が2〜8なら「晴れ」となります。
<まとめ>
空全体を10として、雲が占める割合によって「快晴・晴れ・くもり」が決まる
・雲の形は10種類に分類される
・降水量は「mm」の単位で測定する

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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