中2理科:気圧

<ポイント>
・気圧とは「大気(空気)による圧力」のこと(大気圧ともいう)
・気圧の単位:hPa(ヘクトパスカル)
・気圧は場所・時刻・(海面からの)高さによって変わる
(1)気圧とは
気圧は「大気(空気)による圧力」のことで、大気圧ともいいます。
これは、大気(空気)に重さがあるためで、下向きに重力がかかって圧力が生まれます。
ただし、大気圧は「あらゆる方向から、垂直にかかる」ことに注意です。

物体にかかる大気圧

(2)気圧の大きさ
気圧の大きさを表す単位は hPa を使い、ヘクトパスカルと読みます。
1hPa=100Pa=100N/m2
(hPa の h(ヘクト))は100倍という意味)

また、「1気圧=1013hPa」と定められていて、これは海面付近の気圧を1気圧としています。

(3)気圧と(海面からの)高さの関係
気圧は、「その地点よりも上にある空気の重さ」によって生まれます。
そのため、海面からの高さが高くなるほど、気圧は低くなります。
(海面からの高さが上がると、その地点よりも上にある空気の量が少なくなるため)

ふつう、高さが「約10m上がるごとに、1.2hPaずつ気圧が低く」なります。

<補足>
地球上に存在する大気(空気)は、段々とうすくなりながら約500km上空まで続いています。
この大気の層は、高さによって4つの層に分けられています。

・対流圏(地表〜約10km)
・成層圏(〜約50km)
・中間圏(約50〜80km)
・熱圏 (約80〜500km)

<まとめ>
・気圧とは「大気(空気)による圧力」のこと(大気圧ともいう)
・気圧の単位:hPa(ヘクトパスカル)
・気圧は場所・時刻・(海面からの)高さによって変わる

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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