日本史用語:翼賛選挙(よくさんせんきょ)

東條英機(とうじょう ひでき)内閣の下で1942年4月に行われた第21回衆議院議員総選挙の通称。政府批判が取り締まられる中、政府推薦候補が多数当選した。
(補足)
真珠湾攻撃などが成功した後の、政府や軍部に対する支持が高い状況で行われた。

466名の当選者のうち、8割を超える381名が政府推薦候補、85名が非推薦候補だった(批判的な人たちも少しは当選した)。
この選挙で当選した多数の議員で翼賛政治会が結成され、国会は政府を支持する機関と変質した。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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