中1理科:双眼実体顕微鏡・ルーペ・スケッチ

<ポイント>
・双眼実体顕微鏡はプレパラートをつくらないので、立体的に観察できる
・ルーペは顔(目)に近づけて持って観察する
・スケッチは影をつけたり重ね書きせずに描く
(1)双眼実体顕微鏡
小さい生物の解剖などに用いられる顕微鏡で、両目で立体的に観察できます。
プレパラートをつくる必要がないのが利点です。
(直接、観察物に光を当てて使うため)
ただし、あまり拡大倍率は高くなく、20〜40倍程度になります。

(2)ルーペ
ルーペは屋外などで、気軽に拡大して観察できる利点があります。
なるべく顔(目)に近づけて使います。

・観察物を動かせるとき
(ルーペを顔に近づけた状態で)観察物を前後に動かして、ピントを合わせる
・観察物を動かせないとき
ルーペを顔に近づけたまま、自分が前後に動いてピントを合わせる

(3)スケッチ
スケッチをするときは、細く尖ったえんぴつを使います。
そして、「観察したいものだけ」を影をつけたり重ね書きせずに描きます。

<補足>
双眼実体顕微鏡の使い方は、(光学)顕微鏡とは異なります。
①左右の接眼レンズの幅を、自分の目の幅に合わせる
②両目で接眼レンズをのぞきこんで、およそのピントを合わせる
③あらためて、右目→左目それぞれの目だけでピントを合わせる
<まとめ>
・双眼実体顕微鏡はプレパラートをつくらないので、立体的に観察できる
・ルーペは顔(目)に近づけて持って観察する
・スケッチは影をつけたり重ね書きせずに描く

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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