中1理科:根のつくり

<ポイント>
・根のつくりは「ひげ根」「主根と側根」の2つに分類される
・根の先端部分には、細い毛のような根毛が生えている
・根には「水や養分を吸収する」「からだを支える」はたらきがある
(1)根の種類
根のつくりによって、「ひげ根」と「主根と側根」の2つに分類されます。

ひげ根
「茎の先から、同じような太さの根がたくさん出ている」ようなつくり。
単子葉類の植物は、ひげ根を持っています。

主根と側根
「太い主根」と「枝分かれした細い側根をもつ」ようなつくり。
双子葉類の植物は、主根と側根を持っています。
根のつくり

(2)根のはたらき
根には、「や(水に溶けた)養分を吸収するはたらき」があります。
(根から吸い上げた水分をからだ全体に運ぶため、根の内側には維管束が通っている)
また、植物の「からだ全体を支える」という役割をしています。

(3)根毛
根の先端近くには、毛のような細い根毛がついています。
根毛があることにより、根の表面積が大きくなり、効率的に水や養分を吸収することができます。
また、細い根毛は土の粒のすき間に入り込むように生えているため、「根が土から抜けにくくなる」という利点もあります。

<補足>
根の先端には根冠という、固いキャップのようなものがついています。
これは根の先端よりも少し根元部分にある成長点という「細胞分裂がさかんに行われている部分を守る」ためにあります。
<まとめ>
・根のつくりは「ひげ根」「主根と側根」の2つに分類される
・根の先端部分には、細い毛のような根毛が生えている
・根には「水や養分を吸収する」「からだを支える」はたらきがある

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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