中1理科:花びら(花弁)・がく

<ポイント>
・花びらは葉が変化したもので、美しい色や香りを持つものが多い
・花びらが1枚1枚離れているものを離弁花互いにくっついているものを合弁花という
・がくは花の1番外側についていて、花がつぼみのときに覆って保護するはたらきがある
(1)花びら
花びらは花弁とも呼ばれている。
花びらは「葉が変化したもの」で、美しい色良い香りをもつものが多い。
これは、昆虫を引き寄せるのに役立っている。
(昆虫によって、花粉を運んでもらう「虫媒花」には特に見られる傾向)

(2)離弁花・合弁花
・離弁花
花びらが1枚1枚離れているものを離弁花という。
アブラナやサクラなどが離弁花に分類される。

・合弁花
花びらが互いにくっついているものを合弁花という。
アサガオ・タンポポ・ツツジなどが合弁花に分類される。

(3)がく
がくは花の1番外側についている部分。
花がつぼみのとき、(花全体を)覆って保護するはたらきがある。

<補足>
タンポポは「花びらが1枚1枚離れている」ように見えますが、実は違います。
花びらのように見えているものは、「1つの花」で、たくさんの花が集まってできています。
花びらのように見えているものを1つ取って観察すると、きちんと「めしべ・おしべ・花びら・がく」がそろっているのです。
よって、タンポポは合弁花に分類されます。
<まとめ>
・花びらは葉が変化したもので、美しい色や香りを持つものが多い
・花びらが1枚1枚離れているものを離弁花互いにくっついているものを合弁花という
・がくは花の1番外側についていて、花がつぼみのときに覆って保護するはたらきがある

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

当サイト及びアプリは、上記の企業様のご協力、及び、広告収入により、無料で提供されています