中2理科:刺激の伝わり方

<ポイント>
・刺激は「感覚器官→感覚神経→中枢神経」へ信号として伝わっていく
・信号を受け取った中枢神経は判断・処理をして命令を出す
・命令は「中枢神経→運動神経→筋肉」へ信号として伝わっていく
刺激の伝わり方は、その順序をきちんと覚えることが大切です。
刺激の伝わり方

その順を見ていくと、

①(からだの)外部からの刺激を感覚器官で受ける
感覚器官(目・耳・鼻・皮膚など)にある感覚細胞が刺激を受け取り、信号に変える

②信号を中枢神経に伝える
感覚器官から出た信号は、感覚神経を伝わって中枢神経へ伝えられる

③中枢神経で信号を「判断・処理をして、命令を出す」
感覚神経から信号を受け取った中枢神経は「判断・処理」をします。
(「考える」というイメージ)
そして、その刺激に対する反応を起こすように命令を出します。

④命令を筋肉に伝える
中枢神経で出された命令は、運動神経を伝わって筋肉(運動器官)に伝えられます。
そして、「刺激に対する反応をする(運動をする)」という流れです。

<補足>
「脳とせきずいからなる部分を中枢神経」といいますが、脳とせきずいではそれぞれ異なる役割があります。

・脳:信号を受け取り、判断・処理・命令する
・せきずい:脳と末しょう神経の中継役となる。また、反射の命令をおこなうことがある。

<まとめ>
・刺激は「感覚器官→感覚神経→中枢神経」へ信号として伝わっていく
・信号を受け取った中枢神経は判断・処理をして命令を出す
・命令は「中枢神経→運動神経→筋肉」へ信号として伝わっていく

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

当サイト及びアプリは、上記の企業様のご協力、及び、広告収入により、無料で提供されています