中2理科:神経系

<ポイント>
神経細胞の集まりを神経系といい、中枢神経と末しょう神経に分けられる
脳とせきずいからなる、神経細胞が多く集まっている部分を中枢神経という
・中枢神経から細かく枝分かれした神経を末しょう神経という
(1)神経細胞
神経系をつくる細胞で、「糸のような突起」を持っている。

(2)神経系
神経細胞が集まってできているもので、中枢神経と末しょう神経に分けられる。
末しょう神経はさらに、感覚神経と運動神経に分けられる。

①中枢神経
脳とせきずいからなる、神経細胞が多く集まっている部分を中枢神経といいます。
「判断や命令を行う」という役割があります。
これは、「末しょう神経からきた信号を受け取って、処理をしている」ということ。

②末しょう神経
中枢神経から細かく枝分かれした神経で、感覚神経と運動神経に分けられます。

感覚神経
感覚器官(目・耳・皮膚など)が受け取った刺激を、「中枢神経に伝える役割」をしている。

運動神経
中枢神経から受けた命令を、筋肉などの運動器官に伝える神経。

刺激が各神経を伝わっていく様子はこのようになっています。
刺激の伝わり方

<補足>
末しょう神経から、「刺激は中枢神経へ伝わる」わけですが、その速さを知っておくといいと思います。
この速さは動物の種類によって異なっていて、ヒトの場合は60〜70m/sです。
ほかの動物の場合も参考まで。
ネコ:78m/s / ウサギ:61m/s / タコ:4.5m/s
<まとめ>
神経細胞の集まりを神経系といい、中枢神経と末しょう神経に分けられる
脳とせきずいからなる、神経細胞が多く集まっている部分を中枢神経という
・中枢神経から細かく枝分かれした神経を末しょう神経という

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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