経済用語:所得税(しょとくぜい)

個人の所得に対してかかる税金。国税(国に対して納める)。
(補足)
所得税は個人の所得に対して課せられる税金で、国が集める税金の中で消費税の次に多い(租税収入の約3割)。
地方公共団体に対しては住民税が課される。

正確には、「収入」全体に対してではなく、いろいろな控除や必要経費を差し引いた「所得」に対して計算される。
例えば年収全体が1,000万円でも、その収入を得るために使った交通費などがあれば(旅行とかはダメ)、それは除いた上で、税率をかけていく。

(参考)
現在の日本の所得税率は、195万円までの部分が5%、195~330万円部分が10%、…、4,000万円を超える部分が45%というように、税率がどんどん上がっていくようになっている(累進課税)。

※ ちなみに、例えば所得5,000万円の人については、(5,000×0.45=)2,250万円を納税するという意味ではなく、「195×0.05+135×0.1+…+1,000×0.45」(135は195~330の幅、1,000は5,000のうち4,000を超えている部分)というように、各部分ごとに税率をかけて合算していく。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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