（補足）
1946年5月から東京で開かれ、東京裁判とも呼ばれる。
容疑者らは平和に対する罪（第２次世界大戦後に作られた新たな法概念）や人道に対する罪などを根拠に起訴され、7人が絞首刑、16人が終身禁錮となるなど、全員が有罪となった（精神障害と診断された１名と、判決前に死去した２名を除く計25人）。
しかし、この裁判では連合国側の戦争責任・行為や天皇の戦争責任が問われなかったことなど、幾つかの問題点が残った。審議も不十分であったとされる。

またこの裁判と並行して、日本やアジア各地では捕虜虐待などの容疑でB級戦犯やC級戦犯が裁かれ、約1000人が死刑になった。
※「A級」「B級」「C級」はジャンルの違いで、必ずしも罪の重さの順を意味するものではない