中1理科:圧力の表し方・公式

<ポイント>
・圧力とは、「1m2あたりの面を垂直に押す力」のこと
・圧力の単位は「Pa(パスカル)」または「N/m2」を使う
〔圧力〕=〔面にかかる力[N]〕/〔力のかかる面の面積[m2]〕
圧力とは、「1m2あたりの面を垂直に押す力」のことです。
「面を押す力」なので、当然「押す面の面積」が関係してきます。

身近に圧力を体感できる方法として、図のような向きでえんぴつを両横から指ではさんで持ってみてください。
えんぴつ
そうすると、先の尖った左側の方が痛いと感じますよね?
これは、尖っているため(指と)接する面積が小さくなるため、圧力が大きくなるためです。
(同じだけ力を加えても、面積の小さい部分の方が圧力は大きくなる)

この圧力の大きさを表す単位は、「Pa(パスカル)」または「N/m2」を使います。
どちらを使っても同じ意味・同じ値のため、単位の変換のために計算する必要はありません。
(問題の指示にしたがって、使う単位を決めましょう)

【圧力の求め方】
〔圧力〕=〔面にかかる力[N]〕/〔力のかかる面の面積[m2]〕
という公式で、圧力の大きさを求めることができます。

注意が必要なのは、面積の単位が m2 であることです。
問題において、長さを表す単位が cm で与えられている場合は、m に直してから計算しましょう。
(1cm=0.01m / 1m=100cm)

<補足>
圧力の大きさは、接する面積によって計算を行います。
したがって、同じ物体でも、向きを変えて接する面積を変えればかかる圧力の大きさも変わるということです。
接する面積を小さくすれば圧力が大きくなり、面積を大きくすれば圧力は小さくなります。
<まとめ>
・圧力とは、「1m2あたりの面を垂直に押す力」のこと
・圧力の単位は「Pa(パスカル)」または「N/m2」を使う
〔圧力〕=〔面にかかる力[N]〕/〔力のかかる面の面積[m2]〕

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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