中1理科:地震の起こる場所(日本付近)

<ポイント>
・日本付近では、関東より北の太平洋側で地震が起こりやすい
・震源となる場所は日本海溝に沿うように多く分布している
・震源の深さは「太平洋側よりも日本海側の方が深くなる」ことが多い
日本付近では、4つの大きなプレートがぶつかるようになっています。
プレートどうしがぶつかることで、地下の岩石に大きな力がかかって地震が起こりやすくなっています。

日本付近で起こる地震の特徴として、以下のことを覚えておきましょう。

・日本付近では、関東より北の太平洋側で地震が起こりやすい
 日本においては、さまざまな場所で地震が起きます。
 日本海側に比べて、太平洋側で地震が起きやすいことは覚えておきましょう。

・太平洋側で起こる地震の震源は、日本海溝に沿うように多く分布している。
 日本の太平洋側には、日本海溝という大きな海溝があります。
 海溝は「プレートが沈み込む場所」ですので、プレートどうしがぶつかりやすい場所と言えます。
 「プレートがぶつかりやすい」のであれば、それを原因とする地震が発生しやすいということです。

・震源の深さは「太平洋側よりも日本海側の方が深くなる」ことが多い
 太平洋側で起こる地震の震源の深さは100kmくらいが多い。
 しかし、震源の場所が(西の)日本海側にいくにつれて、だんだんと深くなっています。
 (もちろん震源の深さはさまざまで浅い場所で地震が起きることもあります)
 「日本海側では深い場所で地震が起きることが多い」という風に考えてください。
日本付近の震源分布

<補足>
地震が起こるのは、プレートがぶつかる場所で起きやすいですが、それ以外の場所でも起きます。
地下にある断層周辺などでも地震は起こります。

(海ではない)内陸部で起こる地震は直下型地震と呼ばれ、震源の深さが浅く、大きな被害が出ることがあります。

<まとめ>
・日本付近では、関東より北の太平洋側で地震が起こりやすい
・震源となる場所は日本海溝に沿うように多く分布している
・震源の深さは「太平洋側よりも日本海側の方が深くなる」ことが多い

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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