中1理科:震度とマグニチュード

<ポイント>
・震度は「各観測地での地震の揺れの程度」を表す値
・震度は 0〜7 の10段階の震度階級で表される
・マグニチュードは「地震そのものの規模の大小」を表す値
(1)震度
震度は「各観測地での地震の揺れの程度」を表す値。
同じ地震でも、観測地によって異なる値をとることになります。

震度の大きさを表す値は「震度階級」といい、 0〜7 の10段階ある。
震度階級の値が大きいほど、揺れが大きいことを示しています。

〔震度階級〕5と6は弱と強の2段階にわかれるので注意
0, 1, 2, 3, 4, 5弱, 5強, 6弱, 6強, 7

ふつう、震度の大きさは震源に近いほど大きく遠いほど小さくなっていく。
また、地盤がやわらかいほど、震度は大きくなる。(ゆれやすいということ)

(2)マグニチュード
マグニチュードは「地震そのものの規模の大小」を表す値。
M5.2のように、「M + 数字」の形で表す。

マグニチュードは、地震の規模を表す値なので、「1つの地震に対して、1つの値」となる。
(震度は観測地ごとに表されるので、震度2の地点や震度3の地点など複数見られる)

<補足>
マグニチュードの大きさが「1大きくなる」と、地震のエネルギーは約32倍大きくなる。
たとえば、マグニチュードが2大きくなれば、32×32=1024倍のエネルギーを持つことになる。
<まとめ>
・震度は「各観測地での地震の揺れの程度」を表す値
・震度は 0〜7 の10段階の震度階級で表される
・マグニチュードは「地震そのものの規模の大小」を表す値

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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