中1理科:鉱物

<ポイント>
・火山噴出物に含まれる粒のうち、結晶となったものを鉱物という
・白っぽい色の無色鉱物、黒っぽい色の有色鉱物に分類される
・鉱物ごとに結晶の色・形や割れ方に違いがある
鉱物とは、「火山噴出物に含まれる粒が結晶となったもの」のことです。
色により、大きく2つに分類されます。

(1)無色鉱物白っぽい色)
・セキエイ
 無色で、結晶の形は不規則。割れ方も不規則。
・チョウ石
 白・薄い桃色で、結晶の形は厚い板状。平らに割れる。

(2)有色鉱物黒っぽい色)
・クロウンモ
 黒・褐色で、結晶の形は六角形。板状に薄くはがれるように割れる。
・カクセン石
 暗い緑色・褐色で、結晶の形は細長い柱状。柱状に割れやすい。
・キ石
 緑・黒色、結晶の形は短い柱状。柱状に割れやすい。
・カンラン石
 うす緑・黄色で、結晶の形は丸みを帯びた四角形。不規則に割れる。

これらの鉱物を「どれくらいの割合で含むのか」によって、火成岩の名称が決まる。

<補足>
上記の他にも、鉱物の種類はあります。
たとえば、ダイヤモンドも鉱物の一種で、炭素でできています。
地球内部の高温・高圧の状態でつくられ、天然で最も固い物質です。

また、「磁鉄鉱」という、磁石につく性質があるものもあります。

<まとめ>
・火山噴出物に含まれる粒のうち、結晶となったものを鉱物という
・白っぽい色の無色鉱物、黒っぽい色の有色鉱物に分類される
・鉱物ごとに結晶の色・形や割れ方に違いがある

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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