中1理科:有機物と無機物

<ポイント>
・有機物と無機物は「炭素を含むかどうか」で区別されている
・有機物は「炭素を含む」物質で、加熱すると焦げ、二酸化炭素を発生する
・無機物は炭素を含まない物質だが、「炭素」「二酸化炭素」は無機物に分類される
物質は、「炭素を含むか含まないか」によって、有機物と無機物に分類されます。

(1)有機物
「炭素を含む物質」を有機物といいます。
有機物は炭素を含んでいるため、加熱すると二酸化炭素を発生します。
(多くは水も一緒に発生します)
また、加熱すると黒く焦げて「炭」ができます。

〔有機物の例〕
デンプン、砂糖、プラスチック、木、紙、ロウ など

(2)無機物
「炭素を含まない物質」を無機物といいます。
ただし、炭素と二酸化炭素は無機物に分類されます。

〔無機物の例〕
鉄、ガラス、炭素、二酸化炭素、食塩 など

<補足>
有機物は加熱すると燃えますが、無機物の中には燃えないものもあります。

したがって、
・加熱しても燃えない
・燃えても二酸化炭素ができない
このような物質を無機物という、と考えることができます。

<まとめ>
・有機物と無機物は「炭素を含むかどうか」で区別されている
・有機物は「炭素を含む」物質で、加熱すると焦げ、二酸化炭素を発生する
・無機物は炭素を含まない物質だが、「炭素」「二酸化炭素」は無機物に分類される

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

当サイト及びアプリは、上記の企業様のご協力、及び、広告収入により、無料で提供されています