中1理科:溶液のつくり

<ポイント>
・〔溶質〕+〔溶媒〕=〔溶液〕
・溶媒が水であるものを水溶液
・溶液は透明で、どの部分の濃さが等しい
食塩水は、水に食塩が溶けたものです。
水という液体(溶媒)に、食塩(溶質)が溶けて、食塩水(溶液)ができています。

溶液
整理すると、
(1)溶質:(液体に)溶けている物質のこと
(2)溶媒:(他の物質を)溶かしている液体の物質のこと
(3)溶液溶質を溶媒に溶かしてできた液体のこと
特に、溶媒が水であるものを水溶液といいます。

(1)溶質:(液体に)溶けている物質のこと
溶質は固体の場合、気体の場合もあります。
たとえば、食塩水の溶質は「食塩(固体)」、塩酸の溶質は「塩化水素(気体)」です。

(2)溶媒:(他の物質を)溶かしている液体の物質のこと
溶質を受け入れる液体と考えましょう。
(中学生の範囲では、水の場合が多いです)

(3)溶液:溶質を溶媒に溶かしてできた液体のこと
〔溶質〕+〔溶媒〕=〔溶液〕 ということです。
(溶媒が水であるものを水溶液)

「溶質」が「溶媒」に溶けてできた「溶液」は、
透明な液体
どの部分も濃さが等しい
・時間が経っても、濃さが変わらない
という性質があります。

<補足>
溶液は「透明な液体」という説明をしましたが、食塩水のように「全く色のついていない」ものを無色透明といいます。
コーヒーシュガーのように溶かすと「少し(透明な)色がつくもの」の場合は有色透明といいます。
一口に透明と言っても、無色・有色の区別があります。

なお、このことが高校入試までの範囲で直接問われることはないと思いますので、参考程度に考えてください。

<まとめ>
・〔溶質〕+〔溶媒〕=〔溶液〕
・溶媒が水であるものを水溶液
・溶液は透明で、どの部分の濃さが等しい

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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