中1理科:密度

<ポイント>
・密度は「物質1cm3あたりの質量」のこと
・〔密度[g/cm3]〕=〔質量[g]〕/〔体積[cm3]〕
・密度は物質によって決まっている(温度で変化する)
密度とは、「物質1cm3あたりの質量」のことです。
「その物質は、どれだけ“詰まっているか”」とイメージしてもらうと分かり易いです。

・「密度が小さい」ということは、あまり詰まっていない
・「密度が大きい」ということは、しっかり詰まっている
といったイメージです。

密度は物質ごとに決まっていて、同じ種類の物質であれば、形や大きさが異なっていても密度は同じです。
(ただし、温度変化などによって体積が変わった場合は、密度が変わってしまいます)

密度の大きさは計算によって求めることができます。

〔密度[g/cm3]〕=〔質量[g]〕/〔体積[cm3]〕

たとえば、「質量が78.74gで、体積が10cm3の物質」の密度は、
〔密度[g/cm3]〕=〔質量[g]〕/〔体積[cm3]〕
より、78.74 / 10 = 7.87[g/cm3]

と計算できます。

<補足>
「浮く・沈む」の関係は、密度が関わっています。
「密度が小さいものが浮く」ことになります。
(同じ体積で比べたときに、重いものが下、軽いものが上にくるため)

たとえば、「水(1[g/cm3])」の中に「鉄(約7.9[g/cm3])」「氷(約0.9[g/cm3])」を入れた場合、
・鉄は沈む(水より鉄の方が密度が大きい
・氷は浮く(水より氷の方が密度が小さい
つまり、水の密度1[g/cm3]と比べて、密度が大きいと沈み、密度が小さいと浮くということになります。

<まとめ>
・密度は「物質1cm3あたりの質量」のこと
・〔密度[g/cm3]〕=〔質量[g]〕/〔体積[cm3]〕
・密度は物質によって決まっている(温度で変化する)

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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