経済用語:ビルト・イン・スタビライザー(びるといんすたびらいざー)

財政制度自体に景気を安定化させる仕組みが備わっていること。
(補足)
公共事業への投資や金融政策などは政府による意図的な操作であるが、累進課税制度と社会保障制度の組み合わせは、制度として確立しておけば、自動的に景気を調整する役割を持つ。
(build in(組み込む)の過去分詞と、stable(安定的な)または stabilize(安定させる))

※ 累進課税制度:所得などが高い人ほど高い税率で税金を支払う制度
※ 社会保障制度:病気になったり失業したりしたときに、国が現金などを給付する制度。

この両制度があることにより、
〔好況時〕
個人所得が増えるが、累進課税によって税金も増える。法人税の総額も増加。社会保障費については生活保護などが減るため減少。つまり、使えるお金を減らし、景気が過熱しすぎないように抑制。
〔不況時〕
個人所得は減るが、税負担は軽くなる。企業の税負担も軽くなる。また社会保障費の給付は増え、失業者も食費などは何とかなる。結果、景気の落ち込みをある程度のところで止められる。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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