〔質問〕 狩猟・採集から農耕に移行したことがそんなに大きな出来事なんですか? |
〔回答〕 食料の安定的な調達・確保という点では非常に大きな出来事です。 狩猟・採集では「運まかせ」な面が多々ありますが、農耕が始まると食料の量が予測できるようにもなりました。 (「今日や明日のご飯がある」というだけでも安心感が違う) また、定住するようにもなりましたので、大きな集落や都市が形成され、労働の分担や専門職が生まれる等、社会構造も変化するようになりました。 |
〔補足〕
食料の調達が安定することで、人口の増加を支えることもできました。
また、獲物を追っかけまわしたりする狩猟・採集に比べて暇になりますので、文化的な活動も行われるようにもなりました。
それは芸術面だけでなく、書き言葉や法律、政治構造の整備にも至りました。
食料の調達が安定することで、人口の増加を支えることもできました。
また、獲物を追っかけまわしたりする狩猟・採集に比べて暇になりますので、文化的な活動も行われるようにもなりました。
それは芸術面だけでなく、書き言葉や法律、政治構造の整備にも至りました。
なお、特に初期の農耕社会では、農作物だけでは十分な食糧を得ることができなかったため、採集や狩猟も併用されています。
食料を確保する方法が多様化したことで、食糧危機を防ぐことにも繋がりました。
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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