経済用語:金利(きんり)

借りたお金の額に対する、利息(追加で支払うお金)の割合。お金の貸し借りに対する対価の度合い。
(補足)
お金を借りた人が、借りた分とは別に追加で支払うお金を利息といい、その利息の割合を金利と呼ぶ。
例えば100万円を金利1%で1年間借りた場合、1年後には元々の100万円(元本(がんぽん)という)と、利息としての1万円を合わせた101万円を支払うことになる。

金利は金融市場において資金の需要(借りたい)と供給(貸したい)の関係で決まる。
借りたいと思う人が多い状態であれば、「金利が高くても借りたい」「金利が高ければ貸してあげてもいい」ということになり、結果的に金利は上昇する。
逆に、少なければ、「金利が低かったら借りようかな」「金利が低くても貸したい」ということになり、結果的に金利は下落する。

かつての日本では、企業が投資に積極的で、金利が高くても銀行から借りていた。しかし、近年では企業自身が現金を多く蓄えており、投資案件がある場合でもわざわざ銀行から借りる必要がなくなってきた(手持ちの現金で投資できる)。つまり、「借りたいと思う人が少ない」状態になっており、結果的に日本の金利はほぼ0%に近い水準で推移している。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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