日本史用語:安政の大獄(あんせいのたいごく)

江戸時代後期に行われた政治弾圧。橋本左内(はしもとさない)吉田松陰(よしだしょういん)らが死罪となるなど、井伊直弼(いいなおすけ)の反対派69名が処罰された。
(補足)
井伊直弼は13代将軍徳川家定の継嗣(けいし)問題で一橋派と対立していたが、南紀派の推挙で大老に就任すると一橋派を左遷した。また、日米修好通商条約に天皇の勅許なしで調印した。
これらの強引な政治が原因で井伊直弼の反対勢力が増大したが、井伊直弼はそれら勢力を抑え込むために反対派を処罰し、反対派の一掃を目指した。

継嗣(けいし):あとつぎのこと

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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