日本史用語:天津条約(てんしんじょうやく)

1885年、日本と清の間で結ばれた朝鮮に関する条約。天津で行われ、日本側全権は伊藤博文、清国側全権は李鴻章(りこうしょう)
(補足)
甲申事変で緊迫した日清関係を打開するために結ばれた。
この条約では、
・甲申事変後に駐留していた両国軍の4ヶ月以内の朝鮮撤退
・朝鮮派兵時に相互に事前通知し、平定後は即時撤兵すること
・日清両国の(朝鮮への)軍事顧問の派遣を中止すること
が定められた。

甲午農民戦争(1894年)では、朝鮮の救援要請に応じた清国は、天津条約に基づいて日本に派兵を事前通告した(それを受けて日本も対抗して朝鮮に派兵)

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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