【質問】中学(理科):「朝焼けは雨、夕焼けは晴れ」と聞いたのですが、なぜこのようなことが言えるのでしょうか?

〔質問〕
「朝焼けは雨、夕焼けは晴れ」と聞いたのですが、なぜこのようなことが言えるのでしょうか?
〔回答〕
(1)朝焼け
東の空が晴れていて、西の方(自分のいる方)に水蒸気を多く含んだ低気圧が近づいているときに起こります。
西から西からその低気圧がやってくると、雨が降りやすいため「朝焼けは雨」となります。

(2)夕焼け
西の空が晴れているということなので、今後もよい天気が続くだろうと考えられます。
よって、「夕焼けは晴れ」となります。

〔補足〕
朝焼け・夕焼けは、太陽から届く光(日光)には「青い光と赤い光」が含まれています。
大気の層を通って目に届くまでに青い光は吸収されやすいが、赤い光は吸収されにくいため目に届きます。
このことから、「空の雲のない部分が赤く焼けて見える」のです。

また、上記のことに加えて、日本付近の天気は西から東へ変わっていく(雲が西から東へ流れる)ことを考えて、「朝焼けは雨、夕焼けは晴れ」と考えられています。

朝焼け・夕焼け

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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