経済用語:他人資本(たにんしほん)

企業が調達した資金のうち、後で返済する義務がある資金
(補足)
具体的には、社債を発行したり銀行から借り入れたりして調達した場合の資本(=元手)のこと。
自己資本と異なり、ビジネスに失敗しても貸し手に返済する義務がある。「他人」から借りたものは返さないといけない、というイメージ。

ビジネスの成功に自信があるのなら、返済+金利程度の負担だけで済む他人資本を用いた方がいい。
株主から自己資本として資金調達すれば、失敗しても返済義務はないものの、一方で会社の運営方針に口出しされたり、配当金を要求されたりして、実際には面倒なことも多くなる。

なお、自己資本/他人資本の区別と、直接金融/間接金融の区別は別件。
同じ他人資本でも、社債は直接金融の手法によるもの、借入は間接金融によるもの

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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