【質問】中学(理科):「肺には筋肉がない」と習いましたが、どうやってふくらんだり縮んだりしているのですか?

〔質問〕
「肺には筋肉がない」と習いましたが、どうやってふくらんだり縮んだりしているのですか?
〔回答〕
肺そのものが自らの力で動くことができない代わりに、横隔膜とろっ骨が動いています。
肺は風船のようなもので、「横隔膜とろっ骨の動きに合わせてふくらんだり縮んだりしている」のです。
肺がふくらむ
〔詳細〕
横隔膜は「筋肉性の膜」なので、自ら伸び縮みができます。
ろっ骨も横隔膜のように、上げたり下げたりすることができます。
肺は、横隔膜とろっ骨に囲まれた「胸腔」の中にあり、横隔膜とろっ骨の動きが「肺の大きさを変えている」ということです。

(1)肺がふくらむ場合
横隔膜が下がりろっ骨が上がる
②胸腔内の体積が大きくなる
③それにつられて、肺がふくらもうとする
④外気を吸い込む

(2)肺が縮む場合
横隔膜が上がりろっ骨が下がる
②胸腔内の体積が小さくなる
③それにつられて、肺が縮もうとする
④肺の中の空気を外に出す

この(1)(2)を繰り返し行って、呼吸をしています。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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